
主な展示製品:
● インクジェット印刷出力品質を向上させる技術
Global Graphics では、ラベルとパッケージ市場にフォーカスしており、これら市場に特化した印刷技術の開発に力を入れております。特にワンパスのインクジェットプリンタで必要となる高品質なマルチドロップレットサイズ対応のスクリーニングの開発に力を入れています。最適化されていないスクリーニングでは、期待される品質は得られません。当社は、これまで多くの品質問題で多くのメーカーと協業してきた結果、2つのスクリーニング(Pearl とMirror) が、多くの顧客問題を解決できることに気づきました。現在これら2つのスクリーニングはAdvanced Ink-jet Screens(AIS) として提供されております。また、異なるプリントヘッド間、もしくは単一のヘッド内における濃度ムラにより引き起こされる印刷ムラ、プリントヘッド接合部の非連続性問題、ノズル目詰まり、さらには斜行等による問題を軽減するPrintFlat 技術を提供しております。
● Web to Print と自動化
印刷物の多くはWeb to Print で迅速かつ低価格で得られるようになりました。しかしながら、熟練したDTP オペレータでなければ、印刷で問題を起こさない入稿データを作るのは難しく、印刷物が納品された時に問題が露見することもありました。一方、近年の少子化により経験豊富なDTP オペレータを雇うことは難しくなり、Web to Print の自動化に対応できる次世代ワークフロー製品が求められております。当社では特にラベルとパッケージ市場にフォーカスしたWeb to PrintソリューションであるCloudflowを提供しております。このCloudflowを導入すれば、インターネットを経由して接続される複数のクライアントは、入稿、履歴管理、プリフライト検証・修正、トラッピング、殖版・面付け、バリアブルデータ、3D シミュレーション、さらにはRIP 機能に、自身のWeb ブラウザを使用して同時にアクセスできます。また独自のワークフローも簡単に作成できるのでさまざまな認証プロセスを自動化できます。
● 最先端のDFE を迅速に開発することを可能にします
Global Graphics は、競合力あるラベルもしくはパッケージ用インクジェット印刷機のデジタルフロントエンド(DFE)を迅速に開発できるように、市場で実績ある技術をベースにDFE の主要ソフトウエアコンポーネントを取り揃えたスイートであるFundamentals を提供しております。これらコンポーネントは、カスタマイズし貴社ブランド化することができます。これらのコンポーネントの利用に際し、Global Graphics エキスパートによるBreakThrough テクニカルサービスが利用できるので、インクジェット印刷機を開発する際の技術的課題を迅速に解決するのに役立ちます。
● 電子ドキュメントSDK
Global Graphics は、ドキュメントの表示、操作、形式変換を提供するマルチプラットフォーム対応のテクノロジMako SDK を提供しています。多くのデジタル印刷機メーカーが、入稿されるPDF データ内の情報を抽出、特定ページの抽出、ページ分割&統合、PDL 形式変換用にMako SDK を利用しております。Mako SDK を利用したアプリケーションソフトを製品にバンドルし、製品の付加価値を高めることも可能です。


またスクリーニング技術に関するホワイトペーパーが第3版としてリニューアルされました。 Advaiced Inkjet Screens、カスタムスクリーニング、そしてクロスウエブの均一性等に関する解説が追記されました。
是非一度ご訪問ください。


講演者:
※Martin Bailey : CTO and VP of Product Management
Martin Baileyは、ドキュメントワークフローと印刷ワークフローの現在と将来のニーズを分析し、Global Graphicsの商品戦略に取り込むための活動をしています。 これにより、Global Graphicsの業界をリードするドキュメントと印刷技術を先導することができます。 Martinは、PDF 2.0、PDF/A、PDF/VTの標準化を行う委員会の主要な英国エキスパートとして活動してきました。そして、多くの業界団体および標準化委員会でGlobal Graphicsを代表しております。
前回2015年に開催されたHarlequin Technical Seminarの様子



https://www.iso.org/standard/63534.html
もしくは、日本規格協会からも冊子もしくはPDF版が購入可能となっています。 価格は税込みで25,660円となっているようです。
https://webdesk.jsa.or.jp/books/W11M0090/index/?bunsyo_id=ISO%2032000-2:2017
PDF 2.0 / ISO32000-2に関しましては、2010年の1月にその取り組みを紹介し、当初は2011年第2四半期に発行予定とお伝えしたものが、遅れに遅れやっと先日発行に至ったものです。 当社製品のPDF 2.0対応スケジュールに関しましては、お問い合わせください。


