HYBRID SOFTWARE GROUP は、ECOLOGI で二酸化炭素排出量を削減します

 英国ケンブリッジUK、2021 年12 月21 日:Hybrid Software Group PLC(Euronext:HYSG)は、カーボンフットプリントを相殺するために、世界中のカーボンオフセットプロジェクトと植林への資金提供を促進するプラットフォームであるEcologi と提携しました。

 本年10 月以降、Hybrid Software Group は、すべての従業員の業務と私生活における環境フットプリントの補償に取り組んできました。 グループは、再生可能エネルギーの調達や低炭素旅行など、スコープ1 とスコープ2 のフットプリントを削減するためのポリシーを実施しており、スコープ3 のカーボンフットプリントを測定して削減するためにサプライチェーンと話し合っています。 現在、Ecologi とのパートナーシップにより、グループは、自宅でも職場でも、グループの全従業員の二酸化炭素排出量を相殺しています。現在までに、当社は655 トンのCO2e のオフセットを達成し、インドのタミルナードゥ州とテランガーナ州での太陽光発電や、チリでの発電に廃棄バイオマスを使用するなど、世界中の環境プロジェクトに貢献しています。 プロジェクトと環境へのプラスの影響に関する詳細は、https://ecologi.com/hybridsoftwaregroup の会社ダッシュボードにあります。

 Guido Van der Schueren 会長は、次のようにコメントしています。 “ビジネスを通じて持続可能性の目標を推進することは、将来の世代にとって正しいことであるだけでなく、ビジネスとしても理にかなっています。 たとえば、パッケージングやテキスタイルなどの主要な成長市場の多くでは、環境要因がこれらの市場の発展に影響を与えています。 私たちの環境クレデンシャルを改善することは、これらの市場がデジタルプロダクションに移行し続けるにつれ、これらの市場拡大への私たちのコミットメントを示しています。”

 Hybrid Software Group は、インクジェット印刷のすべての重要なコアテクノロジーを提供する唯一のフルスタックサプライヤーです。 そのソリューションにより、OEM は、新しいアプリケーション向けの新しいデジタル印刷機器を開発するための迅速な対応が可能になり、印刷サービスプロバイダーはデジタルプロダクションの付加価値から利益を得ることができます。 インクジェットのプロダクションは本質的にアナログよりも持続可能であり、廃棄物の発生が少なく、ジャストインタイム生産を促進し、より持続可能な原材料の使用を可能にします。

以上

備考:Hybrid Software Groupの傘下企業には、Global Graphics Software (英)、Meteor Inkjet(英)、Hybrid Software(白)、Xitron(米)、ColorLogic(独)があります。 グローバルグラフィックス株式会社は、Global Graphics Softwareの子会社で、グループ企業の技術を日本のお客様に紹介し、技術サポートを日本ローカルで提供しております。

page2022でSmartDFEをデモ

 グローバルグラフィックスはpage2022でSmatDFEのデモを行います。 デモでは実際の印刷は行わずにHarlequin DIRECT (HD) PC内のScalable RIPがページ分散処理にてRGB形式のページラスタを生成(通常印刷の場合は、CMYKやCMYK+White等)し、印刷の代わりに外部に接続されるディスプレイに転送し表示します。 また、SCADA (Supervisory Control and Data Acquisition) がインストールされたSmart Print Controller (SPC) PCが、ネットワークで接続されるHD PC側の情報を収集し、監視制御を実施します。 SCADAシステムで作成されたダッシュボードは、リモートで接続されるタブレット上のWebブラウザで表示されます。デモでは、印刷プロセスの進捗状況の確認やHDのCPU負荷やメモリー使用状況を確認したり、印刷プロセスの制御を行います。タブレットは、インターネット経由で接続できるので、印刷進捗状況の確認や制御を夜中に、または週末に自宅から行うことが可能となります。 デモでは、インクジェットヘッドやインク供給システムが接続されておりませんが、実機ではこれらの情報を収集し制御することもできます。 これにより自動運転システムに問題が発生した場合でも、迅速に発見し、対処することが可能になります。

DIRECT/Fundamentals

 ここ数日間新しく傘下企業になったColorLogic(独)のカラー技術をスタディしていますがここまで深く考察されたカラーマネージメント技術を有しているとは少し驚きでした。 機会を見て、ColorLogic社の洗練されたカラーマネジメント技術も紹介していこうと思いますが、今回はGlobal GraphicsのDIRECT/Fundamentalsを紹介していこうと思います。 まずDIRECTは、Print Ready PDFの入稿からインクジェットヘッドのドライブまでをサポートしており、ワンパスの超高速のインクジェット印刷機をオンザフライでRIP処理しながら印刷させるDFEです。DIRECTは本年のPINNACLE INTERTECH Technology AWARDを受賞しました。 FundamentalsはDIRECTに、OEMの特定ワークフロー処理を加える為に、HYBRID SoftwareのCLOUDFLOWを前段に組み込んだバージョンです。
 DIRECT/Fundamentalsの最大の特徴はRIP処理部にHarlequin Scalable RIPを使用し、複数のRIPでページ分散処理を行い、さらにスクリーニング処理を複数のScreenProにより分散するので、非常に高速なデジタル印刷機をオンザフライでRIP処理できる点です。 これにより大量のバリアブルデーター印刷にオンザフライで対応できるようになり、さらにマス・カスタマイゼーションやマス・パーソナライゼーションといったページ毎に異なるもしくは小ロットの多くのオーダーに大量印刷用のインフラを利用できるようになります。
 弊社では、このDIRECT/Fundamentalsをベースにスマートファクトリー用に進化させたSmartDFEを開発しました。 SmartDFEでは、OPC UAに対応し、スマートファクトリー内の各コンポーネントの通信を可能にし、リモートで監視・制御をすることができます。 また、AI機能に対応し、各コンポーネントからの時系列のデーターをビッグデーターとして処理し、傾向を分析し、予知保全等への道を開きます。 page2022展では、このSamartDFEのOPC UAデモをグローバルグラフィックスのブースにて行わせていただく予定です。

CLOUDFLOW製品紹介の補足

 前ブログでは、CLOUDFLOWでPDFの入稿からPrint Ready PDFを作成するまでのワークフローの自動化を、入稿データーの認証プロセスの自動化を例に取り説明したが、これは一つの例に過ぎません。 CLOUDFLOWの本来の利益と価値は、殆どの商業印刷のプリプレスワークフローの自動化ができることであり、さらに作成されたワークフローはWebベースで利用できるので、地域的に広がりがある拠点での業務をインターネットを通して統括でき、さらにそのワークフローが視覚的な方法で簡単に作成できることです。

 また、デジタル印刷領域では別な進化をしており、CLOUDFLOWの機能の一部をDFEに組み入れ、入稿からインクジェットヘッドのドライブまでをトータルでカバーするFundamentals、さらにスマートファクトリー化を支援するために、OPC UAとAI機能を加えたSmartDFEに至る製品を提案しており、今後のブログではこれらの製品を紹介していきたいと思います。

入稿ファイル認証の自動化

 今回は Hybrid Software の CLOUDFLOW を紹介し、認証システムとして利用する例を示します。 Hybrid Software はベルギーの企業で Global Graphics Software と同じ Hybrid Software Group 傘下企業の一社です。 同社の PACKZ と CLOUDFLOW は世界中の主要なラベルとパッケージ企業で広く採用されています。 

 CLOUDFLOW は、オンプレミスもしくは AWS などのクラウド上にインストールして使用します。 Global Graphics が提供するクラウドサービスではありません。 複数ユーザーが自身のアカウントで LAN やインターネットを通して遠隔地にある自身の PC 上の Web ブラウザから使用できます。 CLOUDFLOW では、PACKZ のプリプレス機能を連携させ、顧客ワークフローを自動化することができます。 カスタムワークフローの作成は Web ブラウザ上で視覚的に行えます。 またクラウドにインストールし有償のプリプレスサービスを提供することも可能です。

 今回は、認証プロセスの自動化を行うワークフローを例に説明します。 通常 Web to Print では、入稿後指定された PDF 形式で入稿されているかどうか、入稿されたアートワークに問題がないかどうか等の検証を行いますが、多くの Web to Print サービスでは何処に問題があるか、具体的な説明を Web ブラウザ上で示してくれません。 例えば、入稿 PDF 内部に RGB 形式の画像が含まれているとか、解像度が低い画像が含まれているとは教えてくれますが、具体的なオブジェクトの指示をしてくれません。 今回紹介する自動認証システムの例では、入稿後プリフライトチェツクが行われ、問題箇所を Web ブラウザ上でリストアップし、さらに問題箇所をハイライト表示されます。 更に表示を切り替えて、ホワイトやスポットカラーを使用しているオブジェクトを確認することも可能です。 そして、もし問題が無いと判断された場合には、「承認」ボタンをクリックすると校了となり、次の印刷ステージに進めることができます。 さらに、Web 上での多段階認証も可能であり、デザイナーの認証の後、ブランドオーナーに認証を求めることも可能です。 これらのプロセスを Web 上で自動化できるので、夜間や休日でも、印刷の認証プロセスを印刷会社のスタッフを使わずに進めることができます。 以下は、プリフライトで指摘された問題点のリストと、問題箇所をハイライト表示する例です。

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 このように印刷会社のスタッフを介在せずに、印刷認証プロセスを進めることが可能となり、スマートファクトリー化の最初のボトルネックを解消できます。