萩さん日記
デジタル印刷と電子ドキュメントの新潮流
Global Graphics, IoTデバイス上でMAKOのデモ
 グローバルグラフィックスは、来るpage2018でWindows 10 IoTが走るRaspberry Pi上で、以下のデモを行います。 先ず、デモの構成を以下に示します。
Mako_Demo_1.jpg

デモ: 事前に用意したPDFサンプルをPiの画面上(以下イメージを参照)でサムネール表示します。 画面に表示されるQRコードをiPadのSafariでスキャンすることによりドキュメントをiPadのSafari上で閲覧できます。 さらに画面上の"刷る"ボタンをクリックすることにより、指定ドキュメントをPCL6プリンタで印刷します。
Mako_Demo_2.jpg

このデモを実現するためにMAKOは、以下の処理を行いました。

1. Piのフォアグラウンドアプリ上で表示するPDFサムネール画像をMAKOで生成しました。
2. 外部iPad上のSafariでPDFドキュメントをブラウズするためにPDFをSVG形式にMAKOで変換しました。
3. SVGをiPadで表示するためにSVGのURLアドレスを含むQRコードイメージをMAKOで生成しました。
4. PDFをPCLプリンタて印刷できるように、PDFをPCL6形式にMAKOで変換しました。

 このようにマルチプラットフォーム対応のMAKOを使用することにより、IoTデバイス上でもMAKOのさまざまなドキュメント機能を活用できます。 是非、page2018のグローバルグラフィックスブース(D-37)でデモをご覧ください。
Global Graphics, テクニカルセミナーの開催を計画
 グロバルグラフィックス株式会社は、2015年にHarlequin Technical Seminar Tokyo 2015を開催しましたが、本年2回目となるプライベートテクニカルセミナーを5月前後に計画しています。 詳細は、追ってご連絡させていただきます。
プロダクション印刷におけるPDF 2.0の利益
 PDF 2.0 にはさまざまな新機能が含まれますが、以下ではプロダクション印刷に関連した変更点を幾つか列記します。 尚、すべてではありません。
● AES - 256暗号化: これはPDF 2.0で規定された新しいAES-256暗号化仕様です。 PDF 2.0ファイル内で使用が禁止されているAdobeのExtension Level 3で規定されたものとは異なります。
● 出力インテントは、製作者の色に対する期待値を規定するためにPDF/XからPDF 2.0に移植され、ドキュメントレベルだけでなくページレベルにまで拡張されました。 これにより、特定ジョブの異なるページで異なるメディアを使用するジョブでも、期待通りに処理することができるようになりました。 たとえば、トランザクション印刷ジョブであり、最初の用紙がそれぞれの受取人向けの特別な用紙である場合、もしくは中綴じ製本の表紙であるといった例が挙げられます。
● いくつかの状況においては、ブレンドカラースペースを継承するために、PDF透明はわずかに修正されました。  これは出力インテントを持つ複数のPDFファイルが面付けされる場合に役立つように設計されました。 たとえばギャング印刷やディスプレイ広告の配置です。
● PDF 2.0では、黒点の補正(Black point compensation: BPC)を使用するかどうかを各グラフィックスにタグ付けすることができます。 したがって最高品質の写真ではBPCをオンにし、ブランドカラーではオフにして、正確な色再現を行うことができます。
● ハーフトーンオリジングラフィックステートキーが追加され、ハーフトーンの原点を指定することができます。 たとえば大貼りに複数のシートを面付けするとき、ハーフトーンがシート間でドリフトしないようにできます。
URW++、URW Library Subscriptionを紹介
 グローバルグラフィックスは、子会社であるURW++社のフォントを同社のHarlequin RIPや電子ドキュメント技術であるMako (メイコー)で活用しており、更にURW++の欧文書体(約2千書体)をグッドファーム・プランニングの運営するフォントダウンドード販売サイト Font Factory で販売しておりまが、来るのpage2018展では、URW Library Subscription をご紹介させていただきます。 URW Library Subscriptionでは、たとえばデザイナーにURW++の巨大なフォントライブラリのアクセスと恒久的な使用権を提供します。 もしくは、URW++のOEMが提供するWebベースもしくはクラウドベースのサービスで、その顧客にURW++の所有する広大なフォントライブラリへのアクセスと使用権を許諾します。  後者は、年間ライセンス (Annual License) となります。 詳細は、page2018展のグローバルグラフィックスブース(D-37)でご質問ください。
Makoの応用例
 次世代電子ドキュメント技術と言われるMako (メイコー)とは何か。 先ず、Makoとは女性の名前ではありません。 Makoはサメの種類の名前で、アオザメの事です。 Makoは、レガシー技術であるgDocの進化版であり、従来HarlequinとJaws RIPの2つのコアを利用していたものを、Jaws RIPの単コアベースに改良したものです。 これにより、プロセス間コミュニケーションが排除でき、処理の高速化が得られました。 さらに、1コアベースなのでコアのサイズを小さくすることが可能になりました。 Makoを使用して、電子ドキュメントアプリを開発することも可能ですが、多くの場合Makoがサポートする多くの機能の中から、限られた機能をサーバーやクラウドで利用しております。 Makoの利用例を以下に示します。

● 巨大なPDFを小分け
● ドキュメント マネジメント システム(印刷の履歴管理、プレビュー表示、等)
● PS⇨PDF変換、PDF⇨PS変換 (setpagedevice対応)
● ドキュメント処理の自動化(ex. テキストコンテンツから処理を分ける)
● 特別なPDF編集アプリを印刷機にバンドルし競合他社と差別化
● Web表示用にPDF内部の高解像度画像をダウンサンプル
● プリンタドライバを使用しないでドキュメントを印刷

ちなみにMakoをベースにしたページ分割のデモムービーが以下YouTubeにございます。

https://youtu.be/sipkI5UERm0

詳しくは、page2018展のグローバルグラフィックス株式会社ブース(D-37)でお尋ねください。
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