page2023を終えて

 皆様のご支援のおかげをもちましてpage2023を成功裏に終えることができました。 page2023の来場者数は、前回page2022の壊滅的な結果から比べかなり改善してきたけれども、皮膚感覚としてはまだコロナ前の1/3ぐらいかなといった感触でした。 昨年開催されたIGAS2022からの合間が短すぎるのも原因の一旦かと思いますが、今回の結果は、想定の範囲内でした。

 弊社ブースにご来場いただきました方々との情報交換では、特にオフィス系の印刷機器を開発してきた部門の方が、新しい利益の源泉を求め調査のためにpage2023展に来られた方が多いいなとの感触を受けました。 おそらく3Dなどの弊社の展示内容から新しいアイディアに結び付けられた方々も多いかなと思いますが、何でもかんでも自社内で開発するマインドを持つ日本の大企業も多いので、どれだけ弊社との協業関係に発展するかは分からないとの思いは相変わらずです。 一方、開発コストや製品化まので期間を考慮し、自社内でスクラッチ(1から)で開発することへの限界を感じている企業も多く、SmartDFEの様なブランディング可能で半完成のコンプリートソリューションへ需要もかなりあると思いました。

 今回のpage2023で配布したブロシャーのPDF版を以下サイトからダウンロード可能です。

http://www.globalgraphics-jp.jp/

雑誌と新聞に記事が掲載!

 月間プリテックステージ2023年2月号の注目ブースに「グループ全体の製品・技術の取り扱いを強化」「パートナー企業へ提供する付加価値の向上を追求」という記事が掲載されております。 また、プリテックステージニュース第2137号にそのサマリ記事が掲載されております。 

page2023 展いよいよ開催!

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 2月1日(水)~3日(金)まで、東京東池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで page2023 展がいよいよ開催されます。 本展示会では、Hybrid Software Group の業界を先導する技術・製品の中でグローバルグラフィックス株式会社が取り扱っている技術・製品をご紹介します。 これらには、Global Graphics Software の Harlequin Core SDK、SmartDFE、Hybrid Software の STEPZ、PACKZ、CLOUDFLOW、ColorLogic BmbHの ColorAnt、CoPrA、ZePrA、さらには iC3D Suite などが含まれ、プリフライト、殖版・面付、バリアブルデータジョブの生成、トラッピング、ワークフローの自動化、RIP、スクリーニング、ICCプロファイルの生成、カラーサーバー、3Dシミュレーションなどで世界をリードする企業の最新ソフトウエア技術をご紹介します。 page2023 展のグローバルグラフィックスのブース(D-18) でお待ちしております。

page2023で Harlequin Core SDK を展示・デモ

 今回は、Global Graphics Software Ltd(英)の Harlequin Core SDK をご紹介します。 Harlequin Core RIP は、RIP (Raster Image Processor) のコア技術であり、PostScript、PDF (inc. PDF/X, PDF/VT, etc)、画像 (inc. TIFF, JPEG, EPS, PNG, BMP)ファイル形式を印刷機で扱えるラスター形式 (ex. CMYK, 1200x1200dpi, 1-bit) に変換するソフトウエアです。 Harlequin は、その性能と信頼性の高さで大変高く評価・認知されており、世界最大の印刷機メーカーを始め、業界を先導する多くの印刷機メーカーで広く採用されております。

 Harlequin Core SDK は、Harlequin Core RIP の評価や実装をし易くする SDK であり、clrip と呼ばれるコマンドラインアプリケーションが提供され、DOS のコマンドプロンプトから引数で設定することにより、指定される PostScript もしくは PDF を、テキストエディタで編集可能な Configuration ファイル内で指定される解像度(ex. 600 x 1200dpi、1200 x 1200 dpi)、ピクセル深度 (ex. 1-bit, 2-bit, 4-bit, 8-bit, 16-bit)、出力カラー (ex. モノクロ、RGB, CMYK, CMYKOV, CMYKW)、出力ラスター形式 (ex. Pixcel-interleaved, Band-interleaved, Frame-interleaved) でRIP処理し、結果を TIFF 等の指定されたラスター形式で出力でき、RIP の処理性能や品質を直ちに評価できます。 RIP をプログラム的に制御する API は非常にシンプルであり、RIP と OEM アプリケーション間の I/F を提供する幾つかの関数が skinkit と呼ばれる中間レイヤーで用意されます。 また API レイヤーにより、貴社のカラーマネージメント等を統合することも可能です。

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 Harlequin Core SDK を使用すれば、貴社独自の GUI を持つ DFE を貴社ブランドで早期に開発できます。 ある日本のお客様では数ヶ月で開発を完了できました。 もし開発リソースが自社で用意できない場合は、ワークフロー、GUI、RIP、カラーマネジメント、スクリーニング、インクジェットヘッドコントローラーボード等を Hybrid Software Group PLC グループの業界を先導するテクノロジーでパックした、貴社ブランディングが可能な SmartDFE もご検討ください。

 Harlequin Core SDK は、Global Graphics Software とのライセンス契約の元提供されます。 ライセンス形態は、ユニットロイアルティ(出荷台数に応じたライセンス料支払い)、年間固定費用、無制限など様々なライセンスモデルに柔軟に対応しております。評価は、機密保持契約を締結することにより Harlequin Core SDK が無償で貸し出され、グローバルグラフィックス株式会社からの日本語でのテクニカルトレーニングとサポートが提供されます。 対応OS は Windows は勿論の事、Linux, MacOSにも対応しており、AWS などのクライアント環境での使用も可能です。

 Harlequin Core は、それ自身大変高速な RIP コアとして認知されておりますが、さらにその処理性能を飛躍的に向上させる仕掛け(Scalable RIP, Parallel Pages, VariData, 自動タイリングが用意されております。 詳細は、page2023で配布される Harlequin Core SDKのブロシャーをご参照ください。

 詳しく知りたい方は、page2023のグローバルグラフィックス株式会社のブース (D-18)をご訪問ください。

page2023でColorLogic GmbHの製品を展示・デモ

 今回は、ColorLogic GmbH (独) の ColorAnt と CoPrA をご紹介します。 ColorLogic GmbH は、2002年に設立されました。 設立当初は、OEMビジネスにフォーカスし、テクノロジーをSDKとしてライセンスしていました。 2005年からWindowsとMac用の自社ブランド製品をポートフォリオに追加しました。 現在、ColorAnt, CoPrA, ZePrAなどの自社製品の他、ColorLogic SDK (CXC-SDK) を通して技術のライセンスも行っています。

 カラープリンタの出力品質は、様々な要素により良くも悪くもなりますが、今回はカラー再現領域における問題点や品質改善を決定付ける ICC プロファイル生成の肝となる部分を解説し、何故 ColorLogic GmbH のテクノロジーが多くの測色機メーカーや業界を先導する印刷機メーカーで採用されているかをご理解いただけたらと思います。

 ColorAntは、測色に使用するチャートの作成、測色データを最適化する使いやすいツールで、プライマリ色と媒体の変更、トーン値の補正、CxF/X-4データの埋め込み、包括的なレポートの作成機能が含まれています。

 印刷現場で品質の良くない ICC プロファイルが使用されている場合があります。 ColorAnt で測色データを最適化してから、手持ちの ICC プロファイル生成ツールで再度 ICC プロファイルを作成すれば、出力の品質を高めることができるかもしれません。 以下は、修正(Correction) 機能を使用して、測色データを自動修正している例です。 幾分白く見えるパッチ箇所が測定誤差が大きい箇所です、最適化した修正測色データが右上部に表示されております。 さらに、データ解析 (Data Analysis/View) 機能や、評価 (Evaluation) 機能に対応しており、測色データーの品質グレードを評価することも可能です。

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 CoPrA は、高品質な Printer, DeviceLink, SaveInk ICCプロファイル (Gray, RGB, CMY, CMYK, マルチカラー (15 チャネルまで)) を作成します。 あらゆる色空間の組み合わせに対応できるユーザーフレンドリーなインターフェイスを備えています。 ColorLogic GmbH では、DeviceLink プロファイルの使用を推奨しており、あらゆるカラースペース間での DeviceLink プロファイル(ex. RGB to CMYK, CMYK to CMYK, RGB to Multi Color) を作成できます。 推奨の理由は、PCS を通した変換 (Source color space -> PCS -> Target color space) では、変換過程でオーバープリント設定が失われ、不正な色になる問題がある。 また、プライマリカラー/セカンダリカラーのピュアネスが保持されない (ex. ブラックコンポジションが失われ、100% K が4カラー (CMYK) のグレーに変換される。 さらには、プライマリカラーのスムーズブレンド/シェーディングがスムーズでなくなる)といった問題が発生する為です。

以下画像は、Spot Colorを使用した透明とオーバープリントのテストデーターです。

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以下画像は、Source / Target Profile を使用してPCSを通した画像変換の結果です。 オーバープリント箇所の色が不正となっております。

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以下画像は、DeviceLink profileを使用した ZePrA での画像変換の結果です。

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 ICC プロファィルの生成は、プリセットを選択しての生成と、カスタマイズしての生成が可能です。 カスタマイズでは、色域マッピングを設定したり、ブラックジェネレーションや TAC の設定が可能で、インクリミットが必要になるまでできる限り CMY を使用したり (MinK) や CMY の代わりに K を使用して、インク量を節約する (MaxK) 度合いを設定できます。 できるだけ K を使用しないようにすることにより、Kを含むライトカラー部分におけるザラつき感を抑えることができます。 また、 SaveInk ICC プロファイルを作成できます。

 Global Graphics Software では、同社の統合製品である SmartDFE に ColorAnt と CoPrA を統合しており、高いカラー再現性を提供しております。 また、デバイスリンクプロファイルを使用して PDF と画像ファイル (TIFF, PSD, JPEG) を最適化するカラーサーバー ZePrAも提供しております。

 詳しく知りたい方は、page2023のグローバルグラフィックス株式会社のブース (D-18)をご訪問ください。