Global Graphicsのクラウド用モバイル印刷ソリューション
Global Graphicsのモバイル印刷ソリューションは、当初スマートフォン/タブレットデバイスから直接印刷デバイスに印刷ジョブを送るPeer-to-Peer型のモバイル印刷ソリューションとして紹介されたが、マーケットの強い要望によりクラウド上でも使えるソリューションに進化した。
このクラウド型ソリューションでは、MS OfficeファイルやPDF等のファイルをクラウド上で、印刷デバイスが解釈できるPDL形式に高速・高性能に変換し、印刷デバイスに送る。 通常、PostScript、PCL、PDF形式に変換されるが、日本のプリンタ/MFPメーカは通常各社独自のPDLを採用していることもあり、メーカ独自のPDL形式にも変換できる。 Windowsプラットフォームでは、既存のプリンタドライバを使用できるので開発が不要だ。 さらに専用の出力プラグインを開発することにより、Linuxベースのクラウドへの実装が可能となる。 Global Graphics のクラウド用モバイル印刷ソリューションはMicrosoftのリソースを全く使用しないため、これが実現できるのだ。 これにより非常にロウコストでMS OfficeファイルやPDFファイル等のダイレクト印刷がクラウドを使用して実現できる。 Global Graphicsでは、Linux上でJEITAファイルを用いたデモを行っている。 その高い変換品質・性能は一見に値する。