萩さん日記
デジタル印刷と電子ドキュメントの新潮流
Global Graphics、モバイル印刷ソリューションの進化版をpage2012でプレビュー

昨年のpage2011展では、ピアツーピアのモバイル印刷ソリューション(モバイルデバイスから直接ドキュメントを印刷デバイスに送り、デバイス内でRIP処理を行い印刷させるソリューション)として紹介されたモバイル印刷ソリューションですが、今page2012展ではクラウド上でも使えるソリューションとして進化しました。これにより、ドキュメントファイルをスマートフォンやタブレットからクラウドに送り、クラウド上でGlobal Graphicsのモバイル印刷ソリューションが印刷デバイスがサポートするPDL形式に変換し、その後印刷するデバイスに送り印刷させることが可能になりました。 この場合、モバイル印刷ソリューションは、ドキュメント形式からPDLへの変換技術として機能します。 勿論従来のピアツーピア型のソリューションにも対応します。



page2012では、iPhone内のドキュメントファイル、そしてGoogle Docs上にアップロードされているドキュメントファイルを、iPhone経由で印刷させるデモを行う予定でます。

デジタル印刷で注目されるHarlequin RIPの高性能

印刷不況の時代と言われて久しいが、100~150ppmクラスのライトプロダクション印刷市場向けのPOD機用と、75~150m/分クラスの超高速デジタル印刷市場向けの印刷機用RIPの引き合いが今活況を呈しています。この市場の印刷機がRIPに求める要件は、如何に高い品質と高い処理性能が低コストで実現できるかです。



市場は、前ブログでコメントしたように、印刷の一部が紙媒体への印刷から電子媒体への印刷に移行しておりますが、紙媒体の印刷物でも従来のオフセット印刷を用いた大量印刷から、小ロットのオンデマンド印刷に移行してきています。さらにオンデマンド印刷の特徴を活かした、パーソナライズされた印刷物(トランスプロモ、トランザクション印刷等)の作成能力が、サービスプロバイダで他社との差別化の為に、もしくは付加価値の面で求められています。既にサービスビューロでは、Excelファイルを提供することにより、ダイレクトメールの発送まで行うサービスを提供しているので、Excelファイルの中に顧客の嗜好や担当営業等の情報を加えれば、パーソナライズされた印刷物を作成することは技術的に難しいことではありません。



※ 高い品質
最新の高速デジタル印刷機の印刷テクノロジの多くはインクジェット技術をベースにしており、如何に低い解像度と使用するインクとメディアの組み合わせで高い印刷品質を提供できるかが鍵となります。 次期 Harlequin Host Renderer RIP v3.0では、マルチビットスクリーニングにIn-RIPで対応できるので、高い出力品質を低い解像度で、かつ高速に対応するこが可能となりました。勿論、Harlequin Host Renderer RIPでは、グラフィックアート市場で実績のあるHarlequin RIPの、カラーマネージメント、スクリーニング、トラッピングオプションが使えるので、実績ある技術をベースに製品化をしていただけます。また、PDL仕様への準拠性も気になる所ですが、Global Graphicsは業界標準を策定する団体や協会において常に積極的な役割を演じております。今日、Global GraphicsのChief Technology Officer(CTO)は、PDF、PDF/A(電子ドキュメントの保存に関する標準)、PDF/VT(バリアブルデータ印刷ワークフローにおけるPDF使用に関する標準)に対するISO (International Standards Organization)のUK代表でありエクスパートです。同時に、Global Graphicsは、幾つかの生成アプリケーションが標準に準拠しないファイルを生成することをよく理解しており、Harlequin Host Renderer RIPはまたそのようなツールから生成されるさまざまな出力ファイルにも互換性があるように設計されております。このように準拠性と互換性の両方に重点を置いて設計されているので、すべての印刷ジョブに渡り傑出した出力品質を提供します。



※ 高い処理性能
Harlequin Host Renderer RIPでは、同時ページ(Concurrent Pages)処理を含め多くのマルチスレッド処理の最適化が実施されており、シングルRIP構成においてもかなりの処理速度の改善がもたらされます。このように大幅に強化されたマルチスレッド処理が、ワークステーションとサーバーグレードのマルチコアCPUのポテンシャルを最大限絞り出します。さらに(内部)PDFリテインドラスタを用いると、通常の最適化されたPDFを用いて、バリアブルデータ印刷の処理速度を飛躍的に高めることが出来ます。 内部PDFリテインドラスタでは、すべての高速化処理がRIP内部で行われるため、高速化に際しOEMは何も開発する必要がありません。また新たにサポートされた外部PDFリテインドラスタでは、OEMの外部ハードウエアを使用し更なる高速化に対応できますので、スケーラブルなソリューションの構築が可能です。page2012では、マルチRIP構成の64-bit版のHarlequin Host Renderer RIPを、64-bitのLinux上で動作させ、3500PPMのRIP処理性能をデモいたします。

Global Graphics、page2012でgDoc platform SDKを紹介

情報伝達媒体の多くが紙媒体から電子媒体に変わりつつあります。 Global Graphicsは高速で高品質なPDF作成ツールを市場に供給しておりますが、page2012ではさまざまな市場ニーズに迅速に対応できる電子ドキュメントアプリケーション構築用のSDK、gDoc platform SDKをご紹介いたします。 



マーケットはグローバル化が急速に進み、如何に他社よりも早く最先端の製品を国際的な競争の中で商品化できるかが成功の鍵です。 日本市場をターゲットにしたガラパゴス製品化は、鎖国に等しいものであり、日本の人口減少と高齢化が進むにつれ、遅かれ早かれ破綻するのは必至です。 日本市場でも、iPhoneに代表されるようにインターナショナルな製品が成功を収め始めており、如何にグローバルな視野に立った製品化を進めていくかが21世紀の日本企業に求められる鍵です。 Global Graphicsは、24年以上のRIPと電子ドキュメントアプリケーション用コア技術の開発経験があり、そのコア技術は、世界的に有名なブランドの印刷デバイスと電子ドキュメントアプリケーション内で使用されております。 



Global GraphcisのgDoc platfrom SDKを使用することにより、市場で高く評価され、国際標準に準拠する技術をベースとした製品を迅速に開発していただけます。 今や自社内部でゼロから開発する時代は終わりました。 如何に最先端の技術を高い品質で提供できるパートナと協業できるか、即ち優れたパートナーシップが成功への鍵です。 Global Graphicsの gDoc platform SDKを用いると、貴社ユーザインターフェイスデザイナは、急速に進化する市場ニーズに対応するため、開発コストとリスクを低減しながら1つのプラットフォームで、多くのユーザエクスペリエンスに対応できます。 gDoc platform SDKを用いることにより、非常に使い勝手の良いデスクトップ、ラップトップ、タブレット、電子黒板、Microsoft Surfaceアプリケーションを、Global Graphicsの高い技術と実績の上に迅速に構築することができます。

グローバルグラフィックス、page2012で新製品を事前公開

Global Graphics SA. (NYSE-Euronext 証券取引銘柄 GLOG) の子会社であるグローバルグラフィックス株式会社(東京都港区西新橋1-6-12 代表取締役 萩原佳之)は 本日、2月8日~2月10日まで東京東池袋のサンシャインシティコンベンションセンターTOKYO で開催されるpage2012 で幾つかの革新的な新製品を事前公開すると発表しました。



1. デジタルフロントエンド(DFE)もしくはデジタルプロダクション印刷機をドライブするRIP ファームで使用されるHarlequin Host Renderer SDK の次期メジャーバージョンv.3.0
2. プリプレスとライトデジタルプロダクションアプリケーション用のHarlequin Server RIP v.9.0
3. ドキュメントワークフローの隙間を橋渡しするgDoc platform SDK
4. モバイルデバイスからのさまざまな印刷ソリューション



※ Harlequin Host Renderer SDK v.3.0
デジタルプロダクション印刷とその他ホストベースシステム用のRIP ソリューションHarlequin Host Renderer SDK の次期メジャーバージョンv.3.0 です。SDK は高速・効率的であり、また高度に設定できるので、OEM は自社技術、さらにはスクリーニングやカラーマネジメントといったRIP 既存機能をカスタマイズして実装することができます。v.3.0 には以下の新機能が含まれる予定です。



● 同時ページ処理を含む大幅に改良されたマルチスレッド処理により、ワークステーションとサーバーグレードのマルチコアCPU は、最大負荷時においても、かつてない程切れ目なく可能な限り効率的に使用されます。
● 改良されたPDF リテインドラスタは、PDF で保存(ライブ透明を含む)されたより多くのタイプのバリアブルデータ印刷ジョブを高速化します。
● 64-bit 対応により、各RIP インスタンスはより多くのRAM にアクセスできます。
● マルチビットスクリーニング(スレッショルドアレイを通してもしくはプログラム的に)に対応しました。



※ Harlequin Server RIP v.9.0
旧バージョンより幾分高速化されたHarlequin Server RIP v.9.0 には、FOGRA 認証(FograCert CPS)、PANTONE Plus ライブラリのフルサポート、ライブ透明処理の高速化、そしてPDF/VT 対応が含まれます。Windows Server 2008 R2 とMac OS X 10.7 Lion プラットフォームが新たにサポートされました。OEM やISV は、Harlequin Server RIP を単にRIP として導入し、独自のユーザインターフェイスを用いてブランドを変更することも、またはトラッピング、カラーマネジメント、インポジション、スクリーニング、欧文フォントエミュレーションなどのIn-RIP オプションを使い、ターンキーソリューションに近いソリューションとして利用することも可能です。Harlequin Server RIP は、広範なPDF 生成ツールと互換性があり、PDF、PostScript、XPS をネイティブに1つのRIP で対応できるので、統合が簡単です。



※ gDoc platform SDK
gDoc platform SDK を用いると、ソフトウエアベンダは、アプリケーションを電子ドキュメントへの使い慣れたインターフェイスを用いて即座に開発することが出来るようになります。これはユーザエクスペリエンスレイヤを、どんな特殊なターゲットデバイスまたは特定市場向けにも即座に構築でき、強力なユーザ適合性と認められる価値を生み出すので、スキャナそしてタブレット製造会社もしくはドキュメント管理会社にとって理想的なプラットフォームです。page2012 では、gDoc platform 上で作成されたアプリケーションが電子リングバインダとしてデモされます。gDoc platform SDK は、接続される複数の元データからの文書と資料の閲覧、外出中のドキュメント更新、保存、印刷、PDF 形式に変換、PDF/A 形式でアーカイブすることを可能にします。



※ モバイルデバイスからのさまざまな印刷ソリューション
グローバルグラフィックスは、モバイルデバイスから送信されるファイルを受け取り印刷する印刷機を導入することを計画しているメーカーに、OEM の希望する実装オプション形態に合わせ、さまざまなソリューションを提供できます。これらには印刷デバイス内に組み込む技術、クラウドソリューションもしくは印刷デバイスの外に接続される外部ボックスの中に組み込む変換技術などが含まれます。グローバルグラフィックスの技術は、マイクロソフトのOffice ファイル形式を含めさまざまなファイル形式を、如何なるモバイルデバイスからでも受けて印刷することを可能にします。



詳しくは、http://www.globalgraphics.co.jp/company/news/ 参照ください。

グローバルグラフィックス、page2012で3500PPMのRIPをデモ

グローバルグラフィックスは、昨年はデジタル印刷用RIPの契約の年で、多くの新しい契約が目白押しであった。今年もその傾向は続きそうだが、また一方で製品化の年になることも明らかであり、テクニカルサポート力のさらなる強化が必要となりそうだ。 
2月8日~10日まで東京のサンシャインコンベンションセンターTOKYOで開催されるpage2012展では、Harlequin Host Renderer (HHR) SDKの次バージョンv3.0 を64-bit版のLinux上でデモする予定である。HHR v3.0では、同時ページ処理を含め大幅に改良されたマルチスレッド技術が、マルチコアCPUのポテンシャルを最大化する。 またバリアブルデータ印刷の処理速度を飛躍的に高める(内部/外部)PDFリテインドラスタなどの技術と併せ、飛躍的な高速化が実現されている。 デモでは、通常のデスクトップPC上で3500PPMの処理性能のデモを行う予定だ。一見に値する。 
さらにHHRではマルチビットスクリーニングにIn-RIPで対応し、インクジェット印刷機の印刷品質を性能を落とすことなく高めることができる。 さらに自社スクリーニングIPを組み込むAPIにも対応している。

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