萩さん日記
デジタル印刷と電子ドキュメントの新潮流
脚光を浴びるHTML5 Webアプリケーション

最近HTML5 Webアプリケーションに脚光が当たっている。大きな書店の書棚には、HTML5関連の書籍が連なっている。 HTML5(広義のHTML5)は、従来のWebサーバからの情報を単に表示するといった使われ方から、Webブラウザ上でユーザとインタラクティブな操作が行えるWebアプリケーション用の言語へと進化している。 Flashを置き換え、EPUB3やXHTML仕様を吸収しながら、生きたドキュメントを表示する言語としてメジャーになることが予測される。 



最近のタブレットはHTML5対応のモダンなWebブラウザを搭載(Windows上のInternet ExplorerよりHTML5対応は進んでいる)しており、1つのHTML5 Webアプリケーションで、タブレットアーキテクチャの違いに依存しないドキュメント閲覧アプリケーションを、Webにアクセスするだけで利用できる利益はとても大きい。 この場合、WebアプリケーションはWebブラウザ上で動作するので、アプリケーションをAppStoreやAndroid Marketから購入する必要はない。 もしネイティブアプリケーションをそれぞれのタブレット用に開発する場合は、機種毎に開発環境が異なるので(たとえばiPhone/iPadではObjective-C、AndroidではJavaを使って)異なるアプリケーションをスクラッチで開発する必要がある。 どうしてもネイティブアプリケーションをという向きには、HTML5からネイティブアプリケーションを開発するツールも提供されはじめている。 固定レイアウトのドキュメントを表示する言語としてPDFがドキュメントエクスチェンジフォーマットの標準として使用されているが、ビデオやオーディオを含む生きたドキュメントを表示する言語として、またタブレットやスマートフォン用のリキッドレイアウトをサポートできるフレキシブルな生きたページ記述言語(PDL)として、HTML5を注目していきたい。 

東京機械製作所、Harlequin RIPを採用

Harlequin Host Rendererの最新版が、東京機械製作所(TKS)により採用され、2012年下期に出荷予定のインクジェットベースの新聞印刷機をドライブします。詳細は、Global Graphics Softwareの以下Webサイトをご参照ください。
http://www.globalgraphics.com/news/2012/04/18/digital-harlequin-rip-to-drive-tks-inkjet-newspaper-press/

Global Graphics, Drupaでセミナーを開催

デジタル印刷で標準RIPとして使用されるようになったHarlequin Host Renderer RIPですが、その最新版v3で組み込まれた幾つかの高速化の為の新機能と、それら新機能を使って如何にライトプロダクションデジタル印刷機のシングルRIP構成で性能を最大化できるか、もしくは超高速デジタル印刷機で用いられるRIPファームで如何にRIPの数を減らし、BOMコストを最小化できるかの設計ポイントについての話が聞けます。 如何にRIPの性能を高めることが、デジタル印刷ビジネスにとって重要であるかご理解いただけると思います。 ご興味のある方は、以下のWebサイトをご訪問いただき、登録してください。



http://www.globalgraphics.com/events/2012/drupa/

Harlequin Host Renderer 3 の新機能

デジタル印刷機用RIPとして、標準的に使われるようになったGlobal GraphicsのHarlequin Host Rendererであるが、先ごろリリースされたHarlequin Host Renderer 3では、他社のRIP製品を圧倒する高速化に対する新機能が搭載された。 その機能の一端を以下に説明しよう。



● Harlequin Parallel Pages
解釈とレンダリングの並行処理
Harlequin RIP はさまざまな形態の並行処理を長年にわたりサポートしてきましたが、Harlequin Host Renderer 3 では、Harlequin Parallel Pagesの追加によりマルチスレッド処理がさらに進化しました。 同じCPUコア上のジョブにおいて、複数のスレッドが特定ページの透明合成もしくはレンダリング処理をしている間に、別のスレッドが次のページを解釈できます。これにより以下のメリットが得られます。



1). シングルRIP構成でパフォーマンスが向上するため、ライトプロダクションと中速度のデバイスで高いページレートを実現します。
2). また、複数のRIP からなる「ファーム」を用いた構成にすれば、CPUコアをより効率的に使用できます。この場合、多くのスレッドからCPU利用の要求が一度に殺到してパフォーマンスが低下するリスクを避けながら、すべてのコアをより長く使用状態に保ちます。



● Harlequin VariData .
将来にわたりVDP ジョブをさらに高速化
Harlequin VariDataは、Global GraphicsのHarlequin Server RIPバージョン8.0で導入されたPDFリテインドラスタ機能を強化改良したものです。PDFリテインドラスタは、パーソナライズされた印刷ジョブ、ダイレクトメールジョブ、およびトランスプロモジョブ内の可変データと固定背景をインテリジェントに識別します。当時、ほとんどのバリアブルデータジョブが生成される方法に適合したため、性能が飛躍的に向上しました。その後、VDPジョブには以下のような、より複雑な生成物が含まれることが多くなりました。



1). 柔軟なページレイアウト
2). 顧客住所、購買傾向などに基づいて選択された共有イメージ置き換えの増加
3). ライブPDF 透明
4). 印刷物の1 つのインスタンスにのみ適用されるイメージ
5). 金融の円グラフ、QRコードなどのバリアブルベクターグラフィックス



Harlequin VariDataでは、これら高度な機能のすべてを使用可能にすることによって、ジョブを大幅に高速化できます。この機能は、外部モード( ベンダーが提供する技術を用いてRIP後にラスタが管理、結合される)および内部モード(RIP内ですべてのラスタのキャッシングと結合を行うことにより、デジタル印刷機ベンダーがVDP最適化を容易に導入できる) をサポートしています。



● 64 ビットアプリケーション
RAM を最大限に活用して最高の性能へ
Harlequin RIPは、利用可能なRAMが制限される場合でもよく機能するように設計されておりますが、使用可能なメモリーが多ければさらに性能が高まります。32-bitアプリケーションであったため、64-bit版のWindows環境下でもHarlequin RIPは4GB RAMまでの使用に制限されておりました。ほとんどのアプリケーションがこれでも充分過ぎるほどですが、きわめて性能が高いデジタル印刷機を使用する場合は、追加メモリを使用することによって、比較的小さな投資で一層の高速化が可能となります。Harlequin Host Renderer 3では、Windows およびLinuxで64ビット版に対応し、アクセスできるRAM領域を拡大できます。特に、Harlequin Parallel PagesおよびHarlequin VariDataの両方を内部モードで使用する場合、きわめて効果的です。



※ これによる影響
これら機能をすべて用いることで、世界屈指の処理速度を提供するHarlequin Host Rendererの処理性能ははさらに高まります。その結果、中小規模のデジタルプロダクション環境でも、1つのRIPでより高速なデバイスの稼動が可能となり、ベンダーのコスト削減と開発時間の短縮を実現します。超大量印刷デバイスの場合は、より少ない数のRIPおよびハードウェアでRIPファームを構築することが可能となり、ベンダーのコンピュータおよびオペレーティングシステムのコストを削減し、ユーザーにおける設置面積や電力、冷却コストの削減にもつながります。



※ 一貫性があり予測可能な高品質出力
このような改良にもかかわらず、Harlequin RIPが長年提供してきた一貫性があり予測可能な高品質出力が損なわれることはありません。Harlequin RIPのきわめて大きなPDFファイルの処理能力にも、ラスタの多様なカラースペース、インタリーブ形式、解像度、ビット深度だけでなく、カラーマジメントおよびハーフトーン( マルチビットスクリーニングを含む) にも影響を与えず、あらゆるプロダクションデバイスに適合します。

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