Global GraphicsのgDoc PDF Creatorで高品質PDFを高速に生成

Global GraphicsのgDoc PDF Creatorは、OEMへの供給で高い実績を誇り、日本だけでも年間30万ライセンス以上のユーザーに出荷されている。 その最大の特徴は、GDIやPostScriptといった旧来のプリントパスを通さずに最新XPSプリントパスを通して生成されるXPS形式からPDF形式に変換することから生まれる高速性、変換品質の高さ、そして小さなPDFを生成する能力にある。 GDIやPostScriptを中間形式に使ったPDF生成方式では透明レイヤーを保持することが困難なため、透明レイヤーを含むドキュメントをPDF内で期待通りに再現することが難しい。 gDoc PDF Creatorでは、同社が戦略的に力を入れて開発しているPDL変換エンジンEDL (eDocument Library)を用い、XPSからPDFに高速かつ忠実に変換することができるのだ。



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gDoc BinderでHTML5 Webアプリをワンクリック生成!

Global GraphicsのgDoc Binderで、自身のWindows PC上のgDoc Binderに、PDFやMS Officeファイルをドラッグ&ドロップすることで、これらドキュメントを取り込め、ワンクリックでHTML5形式のWeb Binder(Webアプリケーション)として発行できる。 発行されたHTML5 Binderは、iPad上のSafariで開き、Webアプリケーションとして動作させることができる。また、この変換機能をクラウド上に搭載すれば、HTML5変換サービスを提供できる。 詳細は、グローバルグラフィックスにお問い合わせください。



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※ gDoc Binderについて
gDoc Binderは、Global GraphicsのgDoc platform SDKのフラグシップ・イグザンプルとして提供されており、OEMはこのイグザンプルの様なアプリケーションをgDoc platform SDKをベースに開発することができる。 gDoc platform SDKは、OEMとのライセンス契約で提供されており、OEMは自社ブランドのユニークなアプリケーションを迅速に開発することができる。



備考:MS Office形式のハンドリングを行う場合には、MS Officeのインストールが必要。

gDoc platform SDK、HTML5のWebアプリとして発行が可能に

グローバルグラフィックス、電子ドキュメントアプリ用開発キットの新バージョンgDoc platform SDK 3.1をリリース。 新バージョンでは、多くの機能強化が実施されているが、そのハイライトは、HTML5形式のWebアプリケーションとして発行できることだ。 



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gDoc platform SDK 3.1に添付されるイグザンプルアプリケーションgDoc Binderでは、たとえばPDF形式のドキュメントを開き、HTML5のWebアプリケーション(Web Binder)として発行できる。 発行されたWeb Binderは、iPad上のSafariで開き、リアルなバインダー内のドキュメントとして閲覧できる。ページめくりもリアルだ。



しおりとページナビゲーションスライダーをサポートしており、快適なブラウジング環境を提供する。 ページ記述形式がイメージ形式ではなく、SVGベースであるため、テキストやグラフィックスを拡大してもジャギーにならない。 これば、先般開催された国際電子出版EXPOで展示されていた他社HTML5のWebアプリがイメージをベースとしていたものが多いのに対し、大きな付加価値を提供する。さらにiPad上でテキストスタイルノート、ハイライト、フリーハンドドロー注釈を付与し、デスクトップベースのBinderに戻し、グループ内でコラボレートすることも可能だ。



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※ gDoc platform SDKについて 
gDoc platform SDKは、グローバルグラフィックスが同社のPDL専門性を活かし開発した電子ドキュメントアプリを構築するためのSDKである。さまざまなユーザエクスペリエンスを持つアプリケーションを共通プラットフォームで開発できる。SDK内部形式は、XPSの拡張形式なので、印刷しても高い品質の印刷物を提供でき、PDF等の他のPDL形式にエクスポートしても品質が劣化しない。
この一つのプラットフォームから、電子ドキュメントを閲覧できるさまざまなアプリケーションを作ることができる。例えば、ルーズリーフバインダ、ノートパッド、電子黒板、あるいMicrosoft PixelSenseなどである。