gDoc Platform SDK v3.4がリリース

Global Graphicsから、PCやタブレット用の高品質なドキュメントの表示・編集・変換アプリケーションを作成することができるソフトウエア開発キット gDoc Platform SDK の最新版v3.4がリリースされました。 この最新版のSDKには、Internet Explorer 10用のHTML5ファイルの生成機能や、使い勝手を向上させる数々の改善が含まれております。 追加された機能は、http://www7.ocn.ne.jp/~hagisan/main.htm にリスティングされております。 詳しくはグローバルグラフィックス株式会社(info@globalgraphics.co.jp)にお問い合わせください。

Harlequin Embedded RIPの欧文フォント対応で低コスト化

PCL (5e, 5c, XL), PDF, PostScript, XPS形式の全てに1つのRIPでスケーラブルに対応できる組み込み型用のHarlequin Embedded RIPでは、Global Graphicsの欧文フォントセット(PS1 35 font, PCL 45 font, PS1+PCL 80 font, PS3 136 font (full PCL + PS3 font))にオプション(ポテンシャルカスタマ用オプション)で対応でき、フォントライセンスコストを各段に抑え、発展途上国で価格競争力ある製品の開発が可能になります。 さらに、前回紹介した「欧文フォントエミュレーション」機能を使用すれば、最低限のフォント数に抑えることが可能となり、ライセンスコストを抑えることは勿論、ROM容量を減らすことが可能となります。 詳細は、グローバルグラフィックス株式会社にお問い合わせください。

グローバルグラフィックスの欧文フォントエミュレーション技術

今回はグローバルグラフィックスの欧文フォントエミュレーション技術を紹介します。



この欧文フォントエミュレーション技術は、入力印刷ジョブ内にフォントが埋め込まれておらず、更にRIP側に代替できる互換フォントがインストールされていない時に、RIP処理で必要とされる欧文フォントを自動的にRIP内部で生成し、印刷に使用する技術です。 RIPは、幾つかのマルチプルマスタフォントを搭載し、巨大なデーターベースを参照することにより近い書体をオンザフライで生成します。



通常この様な場合、RIPがインストールされている環境にインストールされているフォントセット内からできるだけ近いフォントを選択する、もしくは予め指定したフォントに代替するように処理するのが一般的ではあるが、このように処理すると、左右の文字が重なり合ったり、行の長さが変わってしまったり、まったく異なるフォントグリフデザインを持つフォントに代替されるという問題が発生していました。 この欧文フォントエミュレーション技術を使用すると、期待されるフォントに近いフォントが自動生成されるので、上記の様な問題は発生いたしません。 またフォントの生成も迅速かつオートマチックである為、システム運用のストレスがありません。



下図の「Original」の行は本来使用したいフォントを使用したテキスト印刷の例で、「Emulation」の行がRIPで自動的に生成した代替フォントを使用したテキスト印刷の例です。 この様に、代替しても、行の長さが変わったり、単語の位置が変わったり、スペースの幅が変わったりすることなく、オリジナルフォントに近いウエイトのフォントで印刷することができます。 この欧文フォントエミュレーション技術は、2007 PIA/GATF IntertechTM Technology Awards を受賞した技術です。



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PRINT 13でHarlequin RIPの25周年祝賀パーティ開催予定

皆様のご愛顧のおかげをもちまして、Global Graphics SoftwareのHarlequin RIPが今年で25周年を迎えることとなり、9月8日~12日まで米国シカゴのMcCormick Place Convention Centerで開催されるPRINT 13開催期間中の9月10日(火曜日)の16:00~19:00、25周年祝賀パーティを開催させていただく運びとなりました。現在の計画ではスピーカー(未定)による講演と軽食を用意させていただく予定となっております。詳細は、グローバルグラフィックス株式会社にお問い合わせください。