Global Graphics、インクジェット用Fundamentalsをdrupaで発表

インクジェット印刷機メーカー用の新ソフトウエアとサービスがタイムツーマーケットを加速します。
チェーニング、クラスタリング、切れの良いバーコードやインクジェットヘッドのキャリブレーション等の技術的な課題を克服します。
HYBRID Softwareとの緊密な連携の始まりです。

新しい印刷機の開発に際し直面するさまざまな技術的課題を迅速に解決することにより、タイムツーマーケットの加速を支援します。インクジェット印刷機製造メーカー用の新ソフトウエアでありサービスパッケージであるFundamentalsがdrupaでベールを脱ぎます。

Fundamentalsは、幾つかのカギとなるソフトウエアコンポーネントを纏めた単一ソースとエンジニアリングノウハウからなるメーカー向けのサービスであり、デジタルフロントエンドを迅速に開発するために欠かせないものです。 まずは、ラベル、パッケージング、そしてコマーシャルインクジェットプレスメーカーをターゲットにしています。ゴールは、製品化までの時間の短縮とエンジニアリングコストの低減を支援することにあります。

Fundamentalsには、他社ベンダーからのソフトウエアコンポーネントも含まれ、Global Graphics SoftwareとHYBRID Softwareとの緊密な協業の第一弾となります。 両社とも、Guido Van der Schuerenがチェアマンとして就任しております。

BreakThroughサービスでは、メーカーエンジニアとサイドバイサイドで帯同し、メーカーの印刷機と動作環境に真にカスタマイズしたソリューションの開発を支援します。

詳しくは、グローバルグラフィックス株式会社(http://www.globalgraphics.co.jp)までお問い合わせください。

低価格なプリンタ欧文フォントを提供

プリンタの中には通常デフォルトの欧文フォントが数セット搭載されております。 PostScript リファレンスマニュアル第3版の付録Eでは、「PostScript言語は標準フォントセットを規定していないが、通常はTimes, Helvetica, Courier, Symbolの各ファミリに属する13種類のフォントを標準装備している。」と記載されております。 またPDFリファレンスマニュアル第2版の5.5.1章では、上記PostScriptの13書体にZapfDingbatsを加え、標準Type1フォントとして使用可能な14種類のフォント名を規定しており、「標準フォント」と呼んでおります。 これらフォントと、またはそのフォントメトリックスと適切な代替フォントは、PDFビューアアプリケーションで利用できることが保証されております。 この「標準フォント」は、「欧文基本14フォント」または「ベース14フォント」と呼ばれることがあります。
これれら「標準フォント」に対するPostScript 3のスタンスは微妙ですが、これら「標準フォント」は、通常全てのPostScriptもしくはPDFインタプリターを搭載する機器で搭載されていると考えるのが一般的です。 たとえば、PostScriptやPDFのドライバではフォントの埋め込みのON/OFFを制御できますが、これら基本フォントはONにしても埋め込まれない場合があります。 さらに、多くの最新PostScript Level 2インタープリタをサポートする機器では基本35書体、Level 3をサポートする機器では基本136書体を搭載しています。

グローバルグラフィックスでは、PostScriptとPDFの標準フォントに対する互換URW++フォントを以下の組み合わせで用意しております。

● PS1 fonts (35 font set)
● HP Compatible PCL 45 fonts
● PS1 + PCL fonts (35 PS1 + 45 PCL fonts = 80 fonts)
● 136 PS3 fonts + 45 PCL fonts = 181 fonts