PDF 2.0対応

国際標準化機構 (ISO) によるPDF 1.7(ISO 32000-1:2008)の標準化以降、PDF仕様の改訂はISOが預かるところとなり、現在次期PDF 2.0 (ISO32000-2)仕様の標準化がISOで進められております。 PDF 2.0仕様の発行は当初の予想よりかなり遅れましたが、弊社ではさほど遠くない時期に仕様が承認され発行されるものと確信しております。 弊社では、先ずは当社の幾つかのHarlequin RIP SDKでPDF 2.0機能の実装を進めており、年内にアルファ版を当社既存OEM様各社に評価用として提供開始する予定です。 弊社では多くの人がPDF 2.0の恩恵を得られると考えており、PDF 2.0対応のDFEやワークフローを開発することに興味のある方は、直ちにグローバルグラフィックス株式会社 (sales@globalgraphics.co.jp) にお問い合わせください。

ワークフローソリューションに対する案件が急増中

Drupaを終え、ワークフローソリューションに対するビジネス案件が急増しております。 弊社では、ワークフロー内に組み込むRIP技術だけでなく、他社ワークフロー内に組み込めるカラーマネジメントやスクリーニングモジュールを提供し始めました。 差別化ができるカスタムワークフローを顧客ニーズに合わせて提供しております。 弊社パートナー企業内には、Harlequin RIPのコアエンジニアのみならず、メジャーなワークフローソフトウエアを開発したコアエンジニアチームを抱えているので、コアレベルのカスタマイズが可能であり、他社RIPを凌駕する品質と性能を提供できます。 当社では、Fundamentalsと呼ばれるコンポーネントのセットをDrupaで発表し、RIP単体、スクリーニング単体、そしてコンプリートなワークフロー等を柔軟に提供します。 さらにこれらコンポーネントをお客様のデバイスに合わせ最適化させるBreakThroughサービスを展開しております。 BreakThroughサービスでは、性能が出ない、インクジェット用の高品質スクリーニングが開発できない、品質目標が達成できず製品化が遅れている等の根本的な問題に対して、当社のプロフェッショナルエンジニアチームが支援します。

高速インクジェットプリンタ用の高品質マルチビットスクリーニングモジュールの提供を開始

Drupaを終えてワンパス高速インクジェットプリンタ用の高品質マルチビットスクリーニングに対する引き合いが急増しています。 弊社では、Harlequin RIPに内蔵されるスクリーニング技術の提供だけでなく、サードベンダーのワークフロー内に組み込めるスクリーニングモジュールも提供することになりました。  スクリーニングモジュールは、コントーンラスターを入力し、マルチビットのスクリーニング付きのラスタデーターを出力します。 弊社では既成のスクリーニングを提供するのではなく、顧客メーカー印刷機の特性に合わせ、最適化を行うプロフェッショナルサービスをBreakThroughサービスという名で提供開始しました。 BreakThroughテクニカルサービスチームは、カラーサイエンティスト、RIPエキスパート、スクリーニングのエキスパート等で構成され、当社Harlequin RIPの経験を通して得たノウハウを有償サービスとして提供します。 詳細は、グローバルグラフィックス株式会社(sales@globalgraphics.co.jp)にお問い合わせください。

スクリーニングの評価は以下の3ステップで行っていただけます。

0. 機密保持契約の締結

ご評価に際し、機密保持契約(英文)の締結が必要です。

1. 実力調査ステージ(無償)

実力調査では、弊社社員が自社ツールを用い、提供される(もしくはISOの画像評価用イメージファイル)限定(2~3種類)ファイルを用いて、スクリーン付きの画像ラスターデーターを、評価用にご提供させていただきます。実力調査は、限定的なメディア、解像度、インクセット、ピクセル深度、インクジェットヘッドの組み合わせで行わせていただきます。
 
尚、この実力調査では、2週間毎の画像評価と改善を行うサイクルを3回程度回すことを想定しており、このサイクルを通し、スクリーニングの品質を向上させ、採否のご判断をいただけるレベルにアップさせていただくことを考えております。

2. 最適化ステージ (有償)

実力調査後、弊社スクリーニング技術の採否をご判断いただきます。 採用を決定していただいた場合は、その後にデバイスやメディアに対する最適化作業を開始させていただきます。 尚、この最適化ステージは、有償のサポートとなります。 

尚、上記評価プロセスは予告なく変更される可能性がございます。