進化したドキュメントのIoT化
先に投稿した「ドキュメントのIoT化」は、いわば伝統的なインパクトプリンタの複写紙の電子版に相当するものであるが、今回は更に進化したドキュメント環境を提案しよう。
私は、ドキュメントのIoT化を進めることによりドキュメントの作成、印刷、配送、閲覧といったドキュメントのライフサイクル全体の中で、印刷以降を進化できると考えている。ドキュメントは最終的に受け取った人で閲覧されることを期待し、作成、印刷、配送されるが、残念ながらそのすべてが閲覧されるとは限らない。 たとえば、家に配送されるチラシの多くは、閲覧されることなく、ゴミ箱に捨てられる運命にある。 この場合、紙、印刷費用、配送費用は無駄となり、壮大な無駄が現実の世界に存在する。 また受け取った人も、必要としないチラシが毎日郵便受けにあることを良しとしないでしょう。 この壮大な無駄を進化したドキュメントのIoT化により根本的に革新できる。
今回提案する仕組では、ドキュメントは紙に印刷するのではなく、仮想プリンタドライバにより電子ドキュメントへと印刷される。 その後ドキュメントは、クラウドに配送され、ドキュメントを受け取る人には、その通知のみが送られる。ドキュメントを受け取る人は、自身のタブレット、PC、もしくはテレビ上の、郵便受けの中にあるドキュメントをクリックし、自身に宛てられたドキュメントを何処でもどのインターネットに接続されているデバイスでも閲覧できる。 ドキュメントはバージョン管理が行われ、アップデートがあった場合は逐次受取者に通知される。 ドキュメントは電子ドキュメントとして保存されるので、必要があれば受け取り者側で印刷することも可能だ。 またドキュメントの消去までの日数も設定できるし、ドキュメントのタイプ(例、チラシ、領収書等)により仕分けも可能だ。 テキストの検索もできるので、チラシ内の商品の検索も可能だ。 これにより、資源の無駄遣いを大幅に削減することが可能となる。 このドキュメントのライフサイクルにおける提案は、一つの例にすぎない。
当社が提供可能なの関連コアテクノロジ:
1. 高品質でより小さなサイズのPDFを迅速に作成するブランディングが可能な、gDoc Printer Platform (gDoc Printer PlatformはMicrosoftの最新のプリント技術をベースにしている。)
2. メジャーなページ記述言語の高い忠実性を維持した変換を可能にする、gDoc Core
3. 高解像度タブレット、PC、4Kテレビ上で、スムーズなドキュメントの表示を可能にするgDoc TrueView (最新のテレビではAndroidを搭載するものが増加中)
4. モダンで高品質なドキュメントアプリを迅速に開発するためのプラットフォーム、gDoc Applicatin Platform
5. 伝統的なバインダのソフトウエア版、gDoc Binder
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