伸びる業務用デジタル印刷機市場
ワールドワイドでデジタルイメージング、ドキュメントソリューション市場に特化した綿密な調査活動を展開している InfoTrends 社(米国・ボストン)の日本法人である(株)インフォトレンズ(東京都渋谷区広尾1-3-18広尾オフィスビル、代表取締役 前里慶一)が 2008 年 10 月 16 日に、国内市場における業務用デジタル印刷機市場の予測レポートを発表した。同レポートによると、国内の業務用デジタル印刷機の販売台数は、2007 年の 2 万 6,315 台から 2012 年には 3 万 3,338 台に、販売金額は 2007 年の 824億4,300 万円から 2012 年には 1,296 億 5,100 万円に増加すると予測している。2007 年のプロダクションデジタル印刷機のカラー機とモノクロ機の販売台数比率は、ほぼ 9 :1 だ。国内では、プロダクションデジタル印刷機の需要はカラー機に大きく偏重している。予測では、2008 年以降は特に高速のカラープロダクション機市場(カラー印刷速度 45 PPM 以上)が急速に拡大する。この市場における販売台数は 2008 年の 3,069 台から 2012 年には 10,510 台に増加し、CGAR は 28.9% と予想している。
詳細は、以下の PDF を参照の事。
http://www.infotrends.co.jp/pdffiles/pr/release_oct16_08.pdf
このホットな業務用デジタル印刷機を、多くの企業が開発している。当社にも、新規参入を含め、上はハイエンドGA市場向け機器メーカーから、下はオフィスプリンタや MFP を開発・製造しているメーカーからの、超高速 RIP の引き合いが増えている。
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