Metro 技術に期待
Microsoft が発表した Metro 技術により、印刷業界は下克上の様相を呈してきている。 おそらく、Longhorn リリースと共に、プリンタ業界は戦国時代に突入しそうな状況だ。
Metro 技術は、次期メジャーな Windows のコートネーム Longhorn 上で使用される、印刷機器へのページ記述言語(PDL)としての位置付けと、電子ドキュメントフォーマットとしての位置付けを持つ。
この Metro をネイティブ (他の PDL に変換もしくは GDI に変換せず) に処理することにより、いままでの GDI の制限を超える多くの利益を得ることができる。 よさそうに思えるが、問題は従来の技術の延長線上に無い技術となる点である。 いうなれば Longhorn 出荷時が、100m競争のファイナル レースとなる。 勿論、予選会は無い。
今のところ、日本では Metro の恩恵について、一般に良く理解されておらず、プリンタメーカにより方針はまちまちではあるが、静観していると痛い目に合うかもしれない。
プリンターメーカーの動向に注視したい。
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