デジタル教科書4年後めどに導入の方針
タブレットなどを使って子どもたちが学ぶことができる「デジタル教科書」について、文部科学省は、4年後をめどに全国の小中学校と高校で導入する方針を正式に示したそうだ。 デジタル教科書を使用すると、動画、音声、テキスト検索、ハイパーリンク、読み上げ等、紙の教科書では提供できない付加価値が提供できるようになる。 デジタル教科書と紙の教科書とを併用することになり、部分的にデジタル教科書だけを使った教材も認めるようだ。 紙の教科書と違って無償配布することは財政面から難しいようで、保護者が費用を負担する可能性があるとの事。 タブレット費用に関する課題は、DiTTでかねてより議論してきた大きな課題であるが、そこから一歩も踏み出ていないのはとても残念だ。 しっかりと国で予算を取ってもらいたい。 また、どのタブレットを選ぶかは大きな問題だ。 予算の課題が解決しないと現実的にスタートできそうにない。 その他、長期保存可能で国際標準ドキュメント形式、フォントの埋め込み等、多くの課題があるが有識者(?)でしっかりと議論し、後で後悔しない正しい結論を導き出してほしい。


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