萩さん日記
デジタル印刷と電子ドキュメントの新潮流
再び脚光を浴びるXPS!
MicrosoftがWindows Vistaで、GDIに代わる新しいプリントサブシステムにおけるスプーラー形式として、さらにはドキュメントの交換形式として採用したXPS (XML Paper Specification)であるが、残念ながらドキュメントの交換形式としてはあまり普及しておらず、いまだにPDFがトップの座に君臨している。 XPSプリントパスは、
MicrosoftがGDI<->XPSの相互変換パスをサポートしたため、普及が阻害され、結果としてWinFX (.NET Framework 3.0の旧名)対応のアプリケーションへの移行も加速しませんでした。 当社グローバルグラフィックスは、MicrosoftのXPS仕様の策定時にMicrosoftにXPS仕様のコンサルテーションサービスを提供し、リファレンスRIP(http://www.microsoft.com/whdc/device/print/RRIP.mspx)の開発サービスを提供しました。

ところが、最近になって状況が一変しました。 新しい案件ではXPSをサポートPDL要件に加える顧客が増えている。 背景にはMicrosoftのV3 Printer DriverのDeprecation Plan(非推奨化計画)(https://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/hardware/dn705223(v=vs.85).aspx)と、Windows 7の延長サポート終了時期(https://support.microsoft.com/ja-jp/lifecycle?c2=14019)がある。 MicrosoftがWindows 8で導入したV4 Printer Driver(https://msdn.microsoft.com/en-us/library/windows/hardware/hh706306(v=vs.85).aspx)の最大の欠点は、Windows 7をサポートしていないことであるが、Windows 7のライフ終了時期に合わせ、V3 Printerドライバも新しくリリースされる印刷機における製品ライフは終了するものと考えらる。 V4 Printer Driverでは、MXDCをサポートするものの基本的な構造は、XPSDrvをベースに設計されている。 XPSアプリケーションからはXPS形式で直接スプールできるので、もし印刷ディバイスがXPS形式を直接解釈・実行できればプリンタドライバ内のXPS->PDL変換処理をバイパスでき、さらにPDL変換に伴い懸念される品質劣化がプリンタドライバ内で発生しない。またV3 Printer DriverはMicrosoftの認証を受けられなくなる。プリンタメーカーは遅くとも東京オリンピックの頃までには移行を完了しなければならない。 このような状況なので、今後XPSの要件も増えてくるものと考えらえます。
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