Mako 5.2がリリースされ、Jaws PDF LibraryのPostScript<->PDF相互変換を代替

 Jaws PDF Libraryは、PostScriptをPDFに、またはその逆にPDFをPostScriptに変換する目的で開発されました。この役割は今後、PDLの形式変換、情報抽出、操作、表示を提供するマルチプラットフォーム技術であるMakoにより代替されます。

 ほとんどのJaws PDF Libraryの使用シーンでは、Mako 5.0のPostScript入力クラスの導入により、Jaws PDF LibraryユーザーはMakoに切り替えることができ、Jaws PDF Libraryが処理できる単純な形式変換タスクだけでなく、ドキュメント処理の多くの機会に適用できる道が開かれました。 しかしながら、2ステージ変換を採用していたので、Jaws PDF Libraryが提供する直接変換よりも低速でした。またPostScriptプロローグの処理に柔軟性がありませんでした。

 Mako 5.2では、これらの制限を克服するために新しいクラスが導入されました。 Jaws PDF Libraryの代替として設計され、社内テストでは、以前の処理に比べて速度が大幅に向上することがわかっています。

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