萩さん日記
デジタル印刷と電子ドキュメントの新潮流
入稿ファイル認証の自動化
 今回は Hybrid Software の CLOUDFLOW を紹介し、認証システムとして利用する例を示します。 Hybrid Software はベルギーの企業で Global Graphics Software と同じ Hybrid Software Group 傘下企業の一社です。 同社の PACKZ と CLOUDFLOW は世界中の主要なラベルとパッケージ企業で広く採用されています。 

 CLOUDFLOW は、オンプレミスもしくは AWS などのクラウド上にインストールして使用します。 Global Graphics が提供するクラウドサービスではありません。 複数ユーザーが自身のアカウントで LAN やインターネットを通して遠隔地にある自身の PC 上の Web ブラウザから使用できます。 CLOUDFLOW では、PACKZ のプリプレス機能を連携させ、顧客ワークフローを自動化することができます。 カスタムワークフローの作成は Web ブラウザ上で視覚的に行えます。 またクラウドにインストールし有償のプリプレスサービスを提供することも可能です。

 今回は、認証プロセスの自動化を行うワークフローを例に説明します。 通常 Web to Print では、入稿後指定された PDF 形式で入稿されているかどうか、入稿されたアートワークに問題がないかどうか等の検証を行いますが、多くの Web to Print サービスでは何処に問題があるか、具体的な説明を Web ブラウザ上で示してくれません。 例えば、入稿 PDF 内部に RGB 形式の画像が含まれているとか、解像度が低い画像が含まれているとは教えてくれますが、具体的なオブジェクトの指示をしてくれません。 今回紹介する自動認証システムの例では、入稿後プリフライトチェツクが行われ、問題箇所を Web ブラウザ上でリストアップし、さらに問題箇所をハイライト表示されます。 更に表示を切り替えて、ホワイトやスポットカラーを使用しているオブジェクトを確認することも可能です。 そして、もし問題が無いと判断された場合には、「承認」ボタンをクリックすると校了となり、次の印刷ステージに進めることができます。 さらに、Web 上での多段階認証も可能であり、デザイナーの認証の後、ブランドオーナーに認証を求めることも可能です。 これらのプロセスを Web 上で自動化できるので、夜間や休日でも、印刷の認証プロセスを印刷会社のスタッフを使わずに進めることができます。 以下は、プリフライトで指摘された問題点のリストと、問題箇所をハイライト表示する例です。

Approval_small.jpg


 このように印刷会社のスタッフを介在せずに、印刷認証プロセスを進めることが可能となり、スマートファクトリー化の最初のボトルネックを解消できます。
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