ScreenPro について
今回は、英国 Global Graphics Software の ScreenPro に関して話します。 ScreenPro は、RIPの外で実行されるインクジェット印刷機用の外部スクリーニングエンジンです。 ソフトウエアで動作し、特別なハードウエアは不要です。 前ブログで説明した PrintFlat は ScreenPro のオプションです。 Global Graphics Software の Harlequin Core RIP は、元来 PostScript® 用のRIPなので、内部にハーフトーン処理機能を内蔵しています。 しかしながら、PostScript のそれら仕様は古く、Harlequin Core では独自に内部仕様を拡張してはいるものの、マルチビットスクリーニングをサポートするには多少無理がありました。 さらに、PrintFlat の様な濃度補正に柔軟に対応し、ページ記述言語(PDL)解釈処理とレンダリング処理負荷の最適化を行い、利用可能なCPUコアリソースの中で最適化を行う為に(特にワンパスの高速インクジェット印刷用に)RIPの外でスクリーニングを行うScreenProが開発されました。 事実、Global Graphics Software のSmartDFEでは、RIPの数とScreenProの数を柔軟に設定できます。
また、ScreenPro には、インクジェットに最適化された Advanced Inkjet Screens (AIS)が用意されており、印刷媒体により最適化された以下3種類のスクリーンが選択できるようになっています。
Mirror : ブリキ缶やフレキシブルパッケージなどの吸収性が低く、乾燥に時間がかかる媒体や濃いメタリックインクによる印刷に適しています。
Pearl : Pearl は吸収性の高い媒体上で自然なイメージを表現するのに最適。チェーニングやストリーキングといった問題に対処することを主な目的としています。
Opal: MirrorとPearlの両方の特徴を組み合わせたものです。
尚、これらは、1-bitのみならず、2-bitもしくは4-bitのマルチレベルスクリーニングに対応できます。
また、もしこれら3種類のスクリーニングで期待される結果が得られない場合は、Global Graphics Software ではカスタムスクリーニングデザインサービスも提供しています。
また、ScreenPro には、インクジェットに最適化された Advanced Inkjet Screens (AIS)が用意されており、印刷媒体により最適化された以下3種類のスクリーンが選択できるようになっています。
Mirror : ブリキ缶やフレキシブルパッケージなどの吸収性が低く、乾燥に時間がかかる媒体や濃いメタリックインクによる印刷に適しています。
Pearl : Pearl は吸収性の高い媒体上で自然なイメージを表現するのに最適。チェーニングやストリーキングといった問題に対処することを主な目的としています。
Opal: MirrorとPearlの両方の特徴を組み合わせたものです。
尚、これらは、1-bitのみならず、2-bitもしくは4-bitのマルチレベルスクリーニングに対応できます。
また、もしこれら3種類のスクリーニングで期待される結果が得られない場合は、Global Graphics Software ではカスタムスクリーニングデザインサービスも提供しています。
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