プチブレークするSTEPZのバリアブルPDF生成機能
今回は、弊社グループ企業であるベルギーHYBRID Software社のラベルとパッケージ用のプリントレディPDF構成アプリケーションソフトであるSTEPZを紹介します。 STEPZは、同社のPACKZをデジタル印刷向けにカスタマイズしたバージョンであり、トラッピングなどの幾つかの機能が外されたPACKZの廉価版といった位置付けの製品です。 最近富にプチブレークしています。
STEPZは、入力されたPDFの、分析と修正(プリフライト)、ドキュメント構成資産のチェック、設定や機能の追加・変更、テキスト編集、オブジェクトの編集、バーコードと2次元コードの検証・編集・追加、3Dシミュレーションとワープ機能、セッションロールバック機能、バリアブルデータジョブの作成、iC3Dとの連携、そして殖版(Step&Repeat)・面付けなどの機能に対応しています。

プチブレークしている理由は、バリアブルデータジョブの作成と面付けがワンストップで対応できることと、生成されるバリアブルデータPDFの品質の高さと処理速度の速さが高く評価されているためです。
STEPZは、PDFをネイティブに処理するアプリケーションソフトであり、バリアブルデータの生成はテンプレートとして入力されるPDF内部のプリミティブ(画像、ベクター、テキストなどの基本的図形要素)を入れ替えて作成するので、生成されるバリアブルデータジョブPDFの品質は、テンプレートのPDFと遜色ないものが生成されます。
以下では、バリアブルPDFを作成する例と、その操作ステップを説明します。
1.最初にテンプレートPDF(1枚もの)をSTEPZで開きます。
2.STEPZの「VDPの準備」を開始します。
3.バリアブルデーター情報を含むCSVファイルを指定します。
この例で使用するCSVファイルの内容を以下に示します。

CSVファイルの1行目には、各コラムを代表する名称が定義されております。 実バリアブルデータは2行目から保存されています。 PDFのバリアブルオブジェクトとCSVファイルのコラム名称との対応は以下の通りです。
帯部分の色(インデックスカラー) <-> コラム名称:color
備考: カラー名 -> カラーバリューを指定したカラーマッピングを通してCMYK値が規定されている。
製品名称 <-> コラム名称:module
備考: 実際にはvdp.data.module+".pdf"として設定されており”コラム名称.pdf”が読み込まれている。
QRコードのデータ <-> コラム名称:QR
帯部分のテキスト <-> コラム名称:language
背景画像 <-> コラム名称:background
右下の数値 <-> コラム名称:number
4.STEPZのデータリンク機能を使用して、PDFオブジェクトとCSVのコラム名称とをリンクします。

5.「VDPの実行」を行い、テンプレートPDF内のオブジェクトを入れ替えながら、バリアブルPDFのページを生成します。 以下の様な複数ページ(開始アイテムとアイテムの数は設定可能です)のバリアブルPDFが生成させます。

6.生成されたバリアブルデータを「面付けグリッド」で面付けします。

STEPZのバリアブルオブジェクトは、数値、QRコード、バーコード、テキスト、画像、オブジェクトの色等に対応でき、PDFのプリミティブに直接アドレスする形でバリアルブデーターPDFが生成されるので、生成されるPDFの質は大変高品質です。 また、バリアブルデータPDFを高速に印刷する仕組みが SmartDFE で提供されております。 なお、出力アイテム数が多い場合には、CloudflowでVDPの実行をさせると高速に処理できます。
STEPZは、入力されたPDFの、分析と修正(プリフライト)、ドキュメント構成資産のチェック、設定や機能の追加・変更、テキスト編集、オブジェクトの編集、バーコードと2次元コードの検証・編集・追加、3Dシミュレーションとワープ機能、セッションロールバック機能、バリアブルデータジョブの作成、iC3Dとの連携、そして殖版(Step&Repeat)・面付けなどの機能に対応しています。

プチブレークしている理由は、バリアブルデータジョブの作成と面付けがワンストップで対応できることと、生成されるバリアブルデータPDFの品質の高さと処理速度の速さが高く評価されているためです。
STEPZは、PDFをネイティブに処理するアプリケーションソフトであり、バリアブルデータの生成はテンプレートとして入力されるPDF内部のプリミティブ(画像、ベクター、テキストなどの基本的図形要素)を入れ替えて作成するので、生成されるバリアブルデータジョブPDFの品質は、テンプレートのPDFと遜色ないものが生成されます。
以下では、バリアブルPDFを作成する例と、その操作ステップを説明します。
1.最初にテンプレートPDF(1枚もの)をSTEPZで開きます。
2.STEPZの「VDPの準備」を開始します。
3.バリアブルデーター情報を含むCSVファイルを指定します。
この例で使用するCSVファイルの内容を以下に示します。

CSVファイルの1行目には、各コラムを代表する名称が定義されております。 実バリアブルデータは2行目から保存されています。 PDFのバリアブルオブジェクトとCSVファイルのコラム名称との対応は以下の通りです。
帯部分の色(インデックスカラー) <-> コラム名称:color
備考: カラー名 -> カラーバリューを指定したカラーマッピングを通してCMYK値が規定されている。
製品名称 <-> コラム名称:module
備考: 実際にはvdp.data.module+".pdf"として設定されており”コラム名称.pdf”が読み込まれている。
QRコードのデータ <-> コラム名称:QR
帯部分のテキスト <-> コラム名称:language
背景画像 <-> コラム名称:background
右下の数値 <-> コラム名称:number
4.STEPZのデータリンク機能を使用して、PDFオブジェクトとCSVのコラム名称とをリンクします。

5.「VDPの実行」を行い、テンプレートPDF内のオブジェクトを入れ替えながら、バリアブルPDFのページを生成します。 以下の様な複数ページ(開始アイテムとアイテムの数は設定可能です)のバリアブルPDFが生成させます。

6.生成されたバリアブルデータを「面付けグリッド」で面付けします。

STEPZのバリアブルオブジェクトは、数値、QRコード、バーコード、テキスト、画像、オブジェクトの色等に対応でき、PDFのプリミティブに直接アドレスする形でバリアルブデーターPDFが生成されるので、生成されるPDFの質は大変高品質です。 また、バリアブルデータPDFを高速に印刷する仕組みが SmartDFE で提供されております。 なお、出力アイテム数が多い場合には、CloudflowでVDPの実行をさせると高速に処理できます。
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