STEPZを使用したVDPジョブの作成と面付け

 カラーマネジメントを適用する箇所やIllustratorで最初に設定した「ドキュメントのカラーモード」によりSTEPZ/PACKZに入力されるPDFのタイプがかなり異なりますが、ここでは説明は割愛させていただきます。

 次にSTEPZ/PACKZが開いたPDFが印刷に使用できるかどうかを「分析と修正」機能を用いて検証し、もし問題があれば修正します。 必要があれば、必要以上の高解像度を持つ画像をダウンサンプルします。

 次にVDPの準備を行います。 今回の例では、Serial No.の右側の番号(0000001)をインクリメントする形でバリアブル印刷ジョブを作成します。 設定方法の詳細は割愛します。 今回はSTEPZのカウンター機能を使用します。 生成するラベルの数を設定し(今回は10,000枚)、VDPジョブ生成用のテンプレートとなるPDFを作成し、名前を付けて保存します。

 次に、STEPZの「殖版タブラー」を立ち上げ、先に作成したテンプレートのPDFをステーションにドラッグ&ドロップします。 そして、用紙サイズ、縦横に並べるラベルの数(今回は4x2面付け)や、ドブ幅、塗り足し幅、そして並べる順番等を指定し、VDP実行により、面付けしたバリアブルデーターPDFジョブを作成します。

飾版タブラー

これでバリアブルPDFジョブの生成が完了しました。 ページ数は1250ページ(4x2枚/ページの為)となります。 MacBook ProでこのVDPジョブの生成に要する時間は、1分20秒でした。

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