SmartDFEを用いた高速バリアブルデーター印刷
前回までに、面付けしたバリアブルデーターラベルを、Harlequin Core RIPのScalable RIPと内部VariData機能を使用して高速にRIP処理する仕組みを紹介しました。 今回は当社のSmartDFEを用い内部VariDataではなく外部VariDataを使用した例をご紹介します。
内部VariDataがどの様に高速にバリアブルデーターを処理するかは、前回のブログで説明しました。 今回は外部VariDataを使用するので、すべてのページで共通となるページ背景画像とRIPが生成する各ページのバリアブルコンテンツのラスターをマージする処理がHWで行われる点が異なります。
もう少し詳しく説明すると、今回はMeteor社のインクジェットヘッドドライバボードのMixed Modeを使用します。 すべてのページで共通となるページ背景画像は、Meteorボード上に予めダウンロードします。 そしてバリアブルデーター画像は、印刷しながらRIPが生成し、Meteor ボード上のFIFOメモリーにダウンロードします。 その後背景画像とバリアブルデーター画像はメモリから順次読み出され、Meteor ボード上のHWがそれらを合成して印刷できるページラスターを生成して印刷します。
この外部VariData方式を採用すると、内部VariDataと異なり、RIPを搭載したPCとインクジェットヘッド間のデーター量をかなり削減できるので、多くの場合データー転送のバンド幅不足によるスピードネックを回避できます。
以下はCMYK構成(Gold と Gold EmbossはCMYKに変換されています)

以下はCMYK + Gold + Gold Embossの特色に対応した例で、CMYK + ビビッドグリーン + ビビッドピンクにも同じ構成で対応できます。

以上で、ワインのラベルの印刷システムの上流からインクジェットヘッドドライブまでの各工程の説明を終わります。 来年2月14日~16日まで東京東池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで開催予定のpage2024展では、これらの実演を行う予定です。
内部VariDataがどの様に高速にバリアブルデーターを処理するかは、前回のブログで説明しました。 今回は外部VariDataを使用するので、すべてのページで共通となるページ背景画像とRIPが生成する各ページのバリアブルコンテンツのラスターをマージする処理がHWで行われる点が異なります。
もう少し詳しく説明すると、今回はMeteor社のインクジェットヘッドドライバボードのMixed Modeを使用します。 すべてのページで共通となるページ背景画像は、Meteorボード上に予めダウンロードします。 そしてバリアブルデーター画像は、印刷しながらRIPが生成し、Meteor ボード上のFIFOメモリーにダウンロードします。 その後背景画像とバリアブルデーター画像はメモリから順次読み出され、Meteor ボード上のHWがそれらを合成して印刷できるページラスターを生成して印刷します。
この外部VariData方式を採用すると、内部VariDataと異なり、RIPを搭載したPCとインクジェットヘッド間のデーター量をかなり削減できるので、多くの場合データー転送のバンド幅不足によるスピードネックを回避できます。
以下はCMYK構成(Gold と Gold EmbossはCMYKに変換されています)

以下はCMYK + Gold + Gold Embossの特色に対応した例で、CMYK + ビビッドグリーン + ビビッドピンクにも同じ構成で対応できます。

以上で、ワインのラベルの印刷システムの上流からインクジェットヘッドドライブまでの各工程の説明を終わります。 来年2月14日~16日まで東京東池袋のサンシャインシティコンベンションセンターで開催予定のpage2024展では、これらの実演を行う予定です。
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